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2009年3月 4日 (水)

スポーツの変 夢とカネ その3

中日新聞で連載されていた『スポーツの変 夢とカネ』。
もうちょっと続くかと思ったら第9回が最終回。

大トリはラグビーでした。やっぱり世間一般からみて一番ズレているのだろうか…?^ ^;

Kou 9.中途半端なプロ化
怒りも、悲しみも感じなかった。『君たちを雇うお金がありません。解雇です。』
自動降格が決まったラグビートップリーグ最終節から一夜明けた1月19日。呼び出されたのは、外国人5人を含む計8人のプロ契約選手。景気悪化を受けて1000人規模の正社員削減を進めた同社は、同じ理由を根拠にプロ選手との契約を打ち切ることにした。
『実力不足で首を切られるなら仕方ない。こういうカタチは納得できない。』
主将を務めるFB高忠伸は、初めて日本代表候補に選出された。チームは13位に終わったが、進化の手応えは感じていた。TL降格、再昇格とチームと苦楽をともにした。『愛着があったし考えが合うなら引退するまで残りたかった。』
3年目の05年からチーム初のプロ契約締結。安定を捨ててでもラグビーに集中したいという気持ちだった。
『切り捨てられるのは企業の付属品だと思われているからではないか。』
『たとえ日本人のプロ選手を10人雇っても6-7000万円で足りる。スポーツを企業の財産と考えているなら、それくらい負担してもいい。』
思惑が一致しない背景には、日本ラグビー界のいびつな精度が横たわる。IRBがアマチュア規定を緩和した95年以降、世界各地でプロリーグが発足しているが、日本にその兆しはない。全国規模のトップリーグに移行しても運営の枠組みはアマチュア。
『トップリーグが出来ることでプロ化が進むと信じていた。しっかりとした指針がない。』ラグビー界は今、新たな体制づくりにも動けず、完全プロ化したJリーグやbjリーグのような改革の声も聞かれない。このまま景気の好転を待つだけではさらに行き場を失う選手が増える。
投資の目的が損得勘定だけならスポーツの行く末は危うい。プロ化を進めるのか、アマチュアにこだわるのか。企業の論理だけで選手たちが振り回される。
高には後日、別のチームからオファーが届いた。来季は新天地で気分も新たにTLに挑む。

これを見ると、1-8回までの他の競技より恵まれているんですけどね・・・。結局は、選手も運営する協会も企業におんぶに抱っこだったということですよ。
『たとえ日本人のプロ選手を10人雇っても6-7000万円で足りる。スポーツを企業の財産と考えているなら、それくらい負担してもいい。』というのには同意できません。
好きなことやって金をもらっているんだから・・・。

昨日、ヤマハの引退選手が発表になりましたが、ヤマハはまだ12月決算なので業績悪化の影響は第4四半期のみ(通期で黒字確保)でしたが、3月決算の企業が母体だと、さらに影響は大きくなって来るでしょう。製造業はどこも赤字予想を立てていますので、高選手のような選手が増える事が予想されます。もう企業のサポートは期待できません。

その中で何をするのか、何ができるのか?
トップリーグ存続の重大な危機を迎えている事を協会・関係者はちゃんと認識して欲しいと思います。

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